2009年12月1日火曜日

第4回イブニングサロンを開催しました

去る平成21年11月25日(水)午後6時~メイプル東館地下、多目的ホール「マッセ」において、第4回みちのく奥州イブニングサロンを開催しました。今回のテーマは、「物流」でしたが、講師には、山形大学大学院の野長瀬教授、白金運輸㈱(本社:奥州市江刺区)様からの事例発表をいただき、最近の物流事情、物流システムの効率化などが紹介されました。当日は、30名を超す方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

次回の開催日程等は、決まり次第改めて掲載します。

2009年7月27日月曜日

第3回イブニングサロンを開催しました

第3回みちのく奥州イブニングサロンを7月24日(金)に開催しました。80名を超す多くの皆様にご参加をいただきありがとうございました。当日は、山形県もがみイブニングサロンからも多数のご参加をいただきました。今後、相互交流など連携を密にしていくこととしております。
今回は、
「食産業」をテーマに、当イブニングサロン顧問の山形大学大学院野長瀬教授から食産業の展開に関しての発表と県内の農業法人、市内食品製造企業の関係者の方々から企業活動の事例が紹介されました。

◆進行:みちのく奥州イブニングサロン世話人会 代表世話人 千田伏二夫
◆研究の窓:テーマ「地域資源をいかす産業育成と事業創造への挑戦」
 山形大学大学院理工学研究科 教授 野長瀬 裕二氏

◆アピールコーナー

●「農から食品開発へ」(有)西部開発農産(北上市) 代表取締役 照井 耕一氏
(有)西部開発農産(北上市)
県内で早くから農業法人を立ち上げ、3人の仲間から始まり、53ヘクタールの耕作面積が、今では延べ400ヘクタール以上、従業員数50名超の農業法人としては日本有数の規模にまで成長した会社です。


●「商いの原点、買われるものづくり 企業への転換」㈱小山製麺
取締役会長 高橋 信教氏
㈱小山製麺(奥州市胆沢区)

県内製麺業界では、トップクラスに成長した本市を代表する企業です。特徴ある製品を次々に開発、マーケットのニーズにあわせたきめ細かなマーケティングを展開するなどし、企業規模を順次拡大してきました。今、進めようとしている分野、製品開発体制などの企業活動が紹介されました。

2009年4月21日火曜日

第2回イブニングサロンを開催しました



去る、3月17日、市内「水沢商工会館」において、第2回みちのく奥州イブニングサロンが開催されました。当日は、山形大学大学院理工学研究科の野長瀬教授の「新たな可能性を拓く、ビジネスチャンスを掴め!」と題し、講演をいただいたほか、アピールコーナーでは、岩手県立前沢養護学校副校長の佐藤  照(てらす)氏が「自立支援の現状と課題」と題し、養護学校に通う生徒たちの就職への理解を求めました。「障害の持つ子は、就業するのが困難ではなく、彼らの優れた特性を企業活動の中で生かしていないのではないか。」ということを言われてました。また、「健常者と比較するのではなく、その子に応じ職務適正を見出せば、与えられた仕事に十分適応していく。是非、養護学校の生徒への社会参加について理解をいただきたい。」と力説していました。このほか、きのこ栽培施設の有効活用の提案、市外企業の活動紹介、県の産業振興策の紹介が行われました。

※第1回目は、産学官連携セミナー(奥州市・岩手大学主催)との合同開催のため、奥州市、岩手大学関係者が多く参加していたので、2回目は、極端に参加者が少ないんだろうなと思ってました。事前の予約では、30名程度に止まり、この際濃密な交流になればという期待で臨んだところ、サロン当日、世話人の方が、自らのネットワークを駆使し、いろんな達人を呼んできたんです。なんと、参加者があっという間に膨れ、最後は50名まで増えました。やっぱりすごい人たちが世話人にいるものだととつくづく感じました。
 
●「きのこ栽培施設の活用について」
 水沢地方森林組合    総務課長 太田 啓悦氏
●「当社の概要とマーケティング活動の紹介」
 ヤヨイ食品㈱マーケティング開発本部気仙沼工場
            大洞(おおほら) 武美氏
●「産業振興施策の紹介」
 いわて産業振興センター 総合支援グループ参事 石村  茂氏
 終了後、50名の参加者が活発な交流会が行われた

2009年4月16日木曜日

みちのく奥州イブニングサロンが発足しました

平成20年11月14日にみちのく奥州イブニングサロンが発足しました。
このイブニングサロンは、「人と産業の集積」をめざす「知識集積型都市構想」を奥州市でとりまとめたのが、そもそもの出発点です。さいたま市の「新都心イブニングサロン」をモデルに、山形大学大学院理工学研究科教授野長瀬裕二氏が構想を提案、奥州市版のイブニングサロンを立ち上げようとの呼びかけに、民間企業の代表、経営幹部の方々を中心に「みちのく奥州イブニングサロン世話人会」を設立、発足したものです。
奥州市の産業界を中心に産産交流が行われてきましたが、産学官民の自由闊達に交流する場が少なく、奥州市の産業育成に対する取り組みが課題との指摘もありました。このようなことから、産学官民が定期的に交流する場をつくり、産業を活気づかせるためにあらゆる活動を展開することで、起業化、経営革新、商談等のマッチングなど、意欲ある企業家の更なる成長の機会をつくり、企業が少しずつ元気になり、更に成長していく姿こそイブニングサロンの求める姿です。