2014年9月26日金曜日

第15回みちのく奥州イブニングサロンを開催しました!!

 去る9月26日金曜日におきまして、「新しい発想は何から生まれる?~夢の実現を支えた信念とチャレンジ~」と題して、記念すべき第15回みちのく奥州イブニングサロンを開催致しました。
 平成20年度にスタートしてから、これまでの間、ご講演いただいた方々をはじめ、参加いただいた皆様、PR等にご協力いただいた皆様など、たくさんの皆様のお力添えをいただきまして、ここまで継続して活動することができました。
 この場をお借りしまして、厚く御礼を申し上げます。

 その記念すべき第15回みちのく奥州イブニングサロンは、最初に七戸賢一代表世話人(㈱デジアイズ 顧問)から、開会のご挨拶、引き続いて、平成20年の開設時より、当サロンの運営に関わっていただいております、山形大学大学院理工学研究科教授の野長瀬裕二先生の紹介からスタート致しました。
 

 その後、野長瀬教授によるイブニングサロン恒例の「カンパイ!」のご発声からスタート!
 引き続いて、野長瀬教授からは「地域産業活性化の現在(いま)」と題して、最新の調査結果や実例などの国内の産業動向を踏まえ、魅力ある地方としてどのような方策が有効であるか、ご講演をいただきました。
 


 講演に引き続いての事例発表においても野長瀬教授にコーディネーターを務めていただき、岩手初上陸となる川越いも農場 島田屋総本家の島田弥宏様から、「ゼロコストブランディング」と題して、話題提供をしていただきました。
 「ブランド」を創造するために必要なものとは何か、「ブランド力」の向上が生み出すものは何か、をご自身の貴重な体験を交えてお話していただきました。
 

  続いて、奥州市に製造拠点がある株式会社 ファーメンステーション 代表取締役の酒井里奈様から、「発酵・米・エタノール~奥州から都市部へ発信するビジネスのこれまでとこれから」と題して、地元奥州市で生産されたお米を資源として活用する事業の取り組みについて話題提供をしていただきました。
 地元奥州市の農家の皆さんが育てたお米からエタノールを精製することにより、石鹸や消臭スプレーを製造し、成分を抽出した残さについては養鶏のエサとして活用するといった循環サイクルの構築と、販路である都市部において、商品だけではなく、その産地や生産者との関わりを繋いでいく取り組みはこの地域では新しい取り組みであり、参加者の印象に深く残りました。



 第一部のセミナー終了後、情報交換会を開催しました。
 初めてイブニングサロンに参加された方も多数いらっしゃいまして、進行役の伊藤世話人によるご紹介のあと、千田世話人の乾杯のご発声により、参加者間で活発な情報交換がなされました。


 第15回みちのく奥州イブニングサロンも終了したばかりですが、次回のイブニングサロンは来年に開催する予定です。内容が固まり次第、このブログによりお知らせします。

 今後ともこのみちのく奥州イブニングサロンをどうぞよろしくお願いいたします!! 

 ★9月29日付 岩手日日新聞にみちのく奥州イブニングサロンの取り組みが紹介されました!★