2009年4月21日火曜日

第2回イブニングサロンを開催しました



去る、3月17日、市内「水沢商工会館」において、第2回みちのく奥州イブニングサロンが開催されました。当日は、山形大学大学院理工学研究科の野長瀬教授の「新たな可能性を拓く、ビジネスチャンスを掴め!」と題し、講演をいただいたほか、アピールコーナーでは、岩手県立前沢養護学校副校長の佐藤  照(てらす)氏が「自立支援の現状と課題」と題し、養護学校に通う生徒たちの就職への理解を求めました。「障害の持つ子は、就業するのが困難ではなく、彼らの優れた特性を企業活動の中で生かしていないのではないか。」ということを言われてました。また、「健常者と比較するのではなく、その子に応じ職務適正を見出せば、与えられた仕事に十分適応していく。是非、養護学校の生徒への社会参加について理解をいただきたい。」と力説していました。このほか、きのこ栽培施設の有効活用の提案、市外企業の活動紹介、県の産業振興策の紹介が行われました。

※第1回目は、産学官連携セミナー(奥州市・岩手大学主催)との合同開催のため、奥州市、岩手大学関係者が多く参加していたので、2回目は、極端に参加者が少ないんだろうなと思ってました。事前の予約では、30名程度に止まり、この際濃密な交流になればという期待で臨んだところ、サロン当日、世話人の方が、自らのネットワークを駆使し、いろんな達人を呼んできたんです。なんと、参加者があっという間に膨れ、最後は50名まで増えました。やっぱりすごい人たちが世話人にいるものだととつくづく感じました。
 
●「きのこ栽培施設の活用について」
 水沢地方森林組合    総務課長 太田 啓悦氏
●「当社の概要とマーケティング活動の紹介」
 ヤヨイ食品㈱マーケティング開発本部気仙沼工場
            大洞(おおほら) 武美氏
●「産業振興施策の紹介」
 いわて産業振興センター 総合支援グループ参事 石村  茂氏
 終了後、50名の参加者が活発な交流会が行われた

2009年4月16日木曜日

みちのく奥州イブニングサロンが発足しました

平成20年11月14日にみちのく奥州イブニングサロンが発足しました。
このイブニングサロンは、「人と産業の集積」をめざす「知識集積型都市構想」を奥州市でとりまとめたのが、そもそもの出発点です。さいたま市の「新都心イブニングサロン」をモデルに、山形大学大学院理工学研究科教授野長瀬裕二氏が構想を提案、奥州市版のイブニングサロンを立ち上げようとの呼びかけに、民間企業の代表、経営幹部の方々を中心に「みちのく奥州イブニングサロン世話人会」を設立、発足したものです。
奥州市の産業界を中心に産産交流が行われてきましたが、産学官民の自由闊達に交流する場が少なく、奥州市の産業育成に対する取り組みが課題との指摘もありました。このようなことから、産学官民が定期的に交流する場をつくり、産業を活気づかせるためにあらゆる活動を展開することで、起業化、経営革新、商談等のマッチングなど、意欲ある企業家の更なる成長の機会をつくり、企業が少しずつ元気になり、更に成長していく姿こそイブニングサロンの求める姿です。