2014年7月22日火曜日

第14回みちのく奥州イブニングサロン(岩手化学工学懇話会との共催)を開催しました!!


 7月22日火曜日に、奥州市鋳物技術交流センターを会場に、『岩手化学工学懇話会講演会/見学会in奥州市&第14回みちのく奥州イブニングサロン』が開催されました。
 同懇話会との共同開催は懇話会とみちのく奥州イブニングサロンとしてはじめての試みでしたが、懇話会が目指している化学工学の活用による地域産業の活性化は、当地域にとっても非常に重要なテーマであり、今回、共催に前向きにお取り組みいただいた、岩手大学工学部の清水教授をはじめ、懇話会の皆様には心より感謝申し上げます。


 はじめに、公益財団法人いわて産業振興センター連携推進センター副センター長兼事業化プロモーターの小山康文氏より、同センターにおける研究開発から事業化にむけたサポート体制や、よろず支援拠点としての推進内容についてご紹介いただきました。

 続いて、岩手大学工学部応用化学・生命工学科教授の白井誠之氏より、人体にも環境にもやさしい、水と二酸化炭素を利用した環境負荷低減型化学反応技術につ いて話題提供いただきました。臨界に達した二酸化炭素や水を活用することにより、石油より安価に再資源化ができる技術の応用は、資源に乏しい日本で操業さ れる企業様にとって大変示唆に富むお話をしていただけたのでは、と思います。
 また、岩手大学工学部社会環境工学科助教の小山猛氏から人口減少社会において、ロボット技術を活用した、介護などの生活支援や、高齢者などの健康見守りの研究成果について話題提供いただきました。また、ロボット製作を通じた人材育成の取り組みもみなさん大変興味を持って聴講されておりました。

 講演会終了後は市内江刺区で操業されている有限会社 藤里木工所の及川雄専務にご案内いただき、伝統的工芸品である岩谷堂箪笥の製造工程について見学させていただきました。
 時代とともに形を変えつつ、時間を超えて作り手の思いを伝える「職人の技」にみなさん大変驚かれ、お話を聞かれておりました。

 その後、水沢駅前に場所を移して情報交流会を開催し、参加者間で活発な情報交換が行われました。
 
 次回第15回のイブニングサロンは9月26日(金)開催の予定です。テーマは「食/農」です。是非多数の皆様のご参加をお待ちしております!!  (詳細が決定し次第、市のホームページや当該HPに情報を掲載します) 

白井教授より臨界に達した二酸化炭素や水の現象について動画を交えて説明

 
小山助教によるロボット技術についての話題提供
ロボット技術の活用でみんなが住みやすい暮らしを。
参加者間で活発な情報交換会を開催しました 七戸代表によるあいさつ

H26.7.23 岩手日報掲載記事

H26.7.22 胆江日日新聞社 掲載記事

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